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《芝生育成計画》サッチングで枯れた芝を抜き取る

春になって青い芝が伸び始めると、茶色く枯れた芝が目立ちますよね?

下の写真のような感じです。
わかりにくいかもしれませんが、緑色の新緑の部分の間に、枯れた芝がびっしりと詰まっています。

枯れた芝は放置しておくと日が経てば分解されて肥料になるか、と思われがちですが、残念ながら分解されず残ったままです。それどころか、残ることで水はけが悪くなって悪い病気にかかってしまう可能性もあるため、取り除く必要があります。この作業を『サッチング』と呼びます。

レーキを使って、ガリガリと取り除く作業です。
そんなわけで息子は「ガリガリ」と呼んでいます。(笑)

英語で書くと、「thatching」です。
意味は、「わら」「かやぶき」です。
枯れた芝生が「わら」のように見えることから、サッチングの名称がついたと思われます。

ちなみに、「鉄の女」で有名な元英国首相のマーガレット・サッチャーはアルファベットで「Margaret Thatcher」と書きます。

サッチングの目的

前述の通り、枯れた芝や葉が芝生の隙間に堆積してしまうので、取り除かなければなりません。

芝生は繊維質が多く分解されにくいので、もし何もせずに放置すると、通気性・水はけが悪くなり芝生が弱ってしまいます。(最悪、病気になったり枯れてしまいます)

そのため、サッチングをおこない、不要物を全て取り除いてあげる必要があります。

必要な道具

サッチングに必要な道具は、レーキです。
近所のホームセンターで1,000円程度で購入しました。

適した時期

サッチングの時期は、春先におこなうと良いそうです。
また、頻度は1~2回です。

新緑の芝がある程度生えていないとやりづらいので、庭の日当たりのあまりよくない我が家では、1回目はゴールデンウィーク前後、2回目は梅雨明け頃におこなっています。

作業開始

レーキを芝に当てて優しくガリガリすると、面白いように枯れた芝を集めることができます。

ポイントは、優しく撫でるように芝を集めることです。
激しくやってしまうと、新しい芝の根まで傷つけたり、引き抜いてしまうからです。
特に力加減のできない子供に任せると大変なことになってしまいます。

もう1度言います。『優しく』やりましょう。

下の写真はサッチング作業後の芝生です。
一番上の写真と比べると土が良く見えるようになっていると思います。

作業を終えるころには、買い物袋はあっという間にいっぱいになります。
量が多い時は家庭用ごみ袋が必要になります。

以上です。
力加減が難しいかもしれませんが、根気よく丁寧に作業をしてください。

綺麗な芝生を目指して頑張りましょう。