《芝生育成計画》エアレーションで芝生の根を元気にする

2020-03-30

自宅の芝生が青々しているのって、憧れますよね?

そんな小さな夢を持って自宅に高麗芝を張りましたが、2年目以降、元気な芝生をキープし続けるための我が家のメンテナンスをご紹介します。

その名も『エアレーション』です。

英語で書くと、「aeration」です。
意味は、「空気にさらすこと」「空気を通すこと」です。

エアレーションの目的

芝を張った庭は、住人が歩くので、徐々に土が踏み固められてしまいます。
踏み固められると、当然、土壌は硬くなってしまい、空気の通りや水はけが悪くなり、芝生が弱ってしまいます。

もしこれが畑だったら、耕せばよいのですが、庭を耕すわけにはいきません。

そこで、固まった土壌に穴を開け、空気を送り込む。そして古い根を切って、根の伸長を促すことを目的としてエアレーションをおこないます。

必要な道具

エアレーションに必要な道具として、ローンスパイク、ローンパンチ、ガーデンスパイク等があります。
専用の機械もあるようですが、一般家庭の庭であれば手作業(足作業)で十分です。

我が家ではローンパンチを使っています。
近所のホームセンターで1,280円で購入しました。

《元気な芝生を育てる》エアレーション

ローンパンチと似ているのですが、ローンスパイクは下のような商品です。

適した時期

エアレーションの時期は、庭の日当たりによっても異なると思いますが、
暖地芝生:3~6月、9月
寒地芝生:3~5月、9~10月

だそうです。

頻度は1~2ヶ月に一度で、梅雨になる前には終えた方が良いそうです。

我が家では春先に一度だけやっています。

作業開始

全体重を乗せて、芝生にグサグサを突き刺します。

間隔は10~15cm程度にしています。

《元気な芝生を育てる》エアレーション

抜き取った土は横に置いておきます。

我が家では子供たちが回収してくれます。
回収後の土は、子供たちに粉々に砕いてもらい、土が減ってしまっている場所に後で入れます。
※土を砕く時、根は除外します(捨てます)

《元気な芝生を育てる》エアレーション

作業後の芝は上記の写真のようになります。穴だらけですね。

この後、ホームセンターで買ってきた『芝の目土』を穴に入れて塞ぎます。
芝の根を乾燥させてはいけないので、できる限り当日(遅くとも翌日の午前中)までには完了させる必要があります。

以上です。
子供と一緒に楽しくおこなえるので、綺麗な芝生を目指して頑張りましょう。